
蔵王温泉ホテルオークヒルは、江戸時代より続く老舗旅館、吉田屋旅館の姉子妹館として1989年オープンしました。
温泉街中心にある吉田屋旅館は、江戸時代から行人の宿坊として営んできた17軒のうちの1軒です。
現在も情緒ある昔ながらの温泉場の雰囲気が人気で、国内はもとより、近年は海外からのお客様も多くご利用いただいています。
純和風の風情ある温泉宿の吉田屋旅館とは違う魅力を持つホテルオークヒルは、
開館のきっかけは毎年スキー教室でお泊りいただいている学習院女子部の学生さんに快適にお泊りいただくことでした。
70年前より、スキー教室で蔵王温泉へお越しいただく際は吉田屋旅館をご利用いただいており、紀宮様や秋篠宮妃紀子様が学習院女子中高等科時代にご宿泊いただきました。
迷路のように階段が多い吉田屋旅館はそれが魅力ではありますが、学生さんたちがお泊りになるには安全面もしっかりと考慮した建物にお泊りいただきたい想いがありました。
そこで、中心街から少し離れた、ゲレンデにほど近い丘の上にホテルオークヒルを建てました。
開館以来、学習院女子部のスキー教室では当館に宿泊いただいております。
冬のシーズンはスキー・スノーボードなどウィンタースポーツを楽しまれるファミリーやカップルのお客様にもご利用いただき、今日に至っております。
1992年、スキー国体が開催された際は、スキー競技をご観戦された皇太様が観戦を終え、移動の途中で当館にお立ち寄りになり休憩をとられました。
開湯1900年、蔵王温泉の豊かな自然、質の良い温泉の湯、江戸時代より代々、おもてなしの心を受け継いで、
ここ蔵王温泉でお客様をお迎えし、極上のお湯とおもてなしで、これからもひとりひとりのお客様に喜んでいただける宿であり続けます。
沿革